lanケーブルを取り扱う際に最も課題となるのが樹脂製のツメの強度の問題です。lanケーブルをコネクタに挿入する時にはパチンと音がするまでしっかりと指し込み、抜く場合はツメを押さえながら慎重に引くのが一般的ですが、コネクタに挿入したままの場合はバネのように戻る力で接点をフィットさせている状態が続き、常時負荷がかかっています。このような事情からどんなに丁寧に取り扱ってもlanケーブルのツメの経年劣化や自然劣化は避けられません。もしもツメが折れてしまいコネクタにフィットさせることが不可能となれば信号の送受信が不安定になったり抜けやすくなってしまうことから重要な存在です。
そんな中でパソコンの周辺機器メーカーのバッファローでは「ツメの折れないlanケーブル」を発売しています。バッファローにより特許出願中の新素材で作られたツメは180度曲げても折れない設計になっており、これまでの問題を一気に解決しています。ツメに他のケーブルが引っかかって逆方向に捻られたり、コネクタにフィットしたままの状態で抜いてしまっても決して折れない強度に多くのユーザーが驚きを隠すことができません。同製品は頻繁に抜き差しをするユーザーに向いているのはもちろんのこと、自然劣化の発生の可能性も低いことからあらゆる用途に向いています。
バッファローの「ツメの折れないlanケーブル」で採用されている特許出願中の素材は何であるかは公表されていないため、さまざまな予想が巡らされています。可能な配線ダクトのことならこちら