ネットにつなぐ方法として無線lanを利用する方も多いかもしれませんが、会社などで多数のパソコンを同時にネット接続する場合には「lanケーブル」を活用してみてはいかがでしょうか。無線lanは建物の構造によっては電波が通りづらかったり家電の電波干渉を受けることも多く、電波でネットワークを構築しているため電波を乗っ取られるなどでデータを盗まれるリスクが高くなっています。lanケーブルを使用した有線lanなら無線よりもリスクを減らせるため重要なデータのやり取りをする現場でおすすめです。lanケーブルと一括りにしても様々な種類があり、得意分野も異なるため目的に合わせて購入するようにしましょう。
lanケーブルはカテゴリと呼ばれる規格で分けられていて、数字の数が大きいほど通信速度や周波数が上がるという特徴があります。大きなデータをやり取りする場合には数字の大きいものを選ぶほうがよいですが、その分値段も高くなるため注意が必要です。業務用サーバーやオンラインゲームをするのならカテゴリ7を目安にすると良いでしょう。速度はもちろんですが素材や形状も様々なので用途に合わせて選択して下さい。
STPケーブルはシールドで保護されているためノイズに強く、ネットワークが混線する環境に向いています。安定感と高速通信をより求めるのなら2重シールドケーブルも良いでしょう。コンパクトに使用できる巻き取り型や屋外用も販売されています。信頼できるブランドのものを選ぶようにして下さい。