食品工場では多くの食品を使って製品を作ります。大量の材料を使いますが、材料によってまとめられ方が異なります。単に袋に入っているものもあれば、ひもなどで縛られているものもあります。棒状の素材などはまとめられていますが、その時に結束バンドを使ってまとめているものもあります。
ひもなどだと結ぶ必要がありますが、結ばなくても一定の束を固定できます。生産者側で使っていることも多いです。しかし材料として使う側では一定のトラブルもあります。食品工場や給食サービスなどを行うところでは、食べ物と食べ物以外をきちんと分類しなければいけません。
家庭のように材料そのものが少なければその都度確認ができますが、機械で色々なことをすると人の目などで発見するのには限界があります。結束バンドを外したはいいが、それがどこかに行ってしまうこともあるようです。知らないうちに製品や料理に混入されてしまうと大変です。そこで専用の結束バンドが作られ、多くの業者が利用するようになりました。
それは、金属探知機に反応するタイプの結束バンドです。食品工場などでは製造中に金属などが混入しないよう、金属探知機をいろいろなところに設置しています。最終的に完成品にも通し、問題がない状態で出荷されます。もし外した後に混入しても、金属探知機に反応するのでその時に外したり、反応するものの出荷を止めたりが可能になります。
金属探知機に反応すると言っても硬いわけではなく、通常のように曲がる性質を持っています。