クロスケーブルのlanケーブル

lanケーブルは通信機器を接続する時に使います。電気信号のやり取りをするためにRJ-45と言う統一規格のコネクタで8極の電線を繋ぎます。特に指定がない時に使われるのはストレートケーブルと呼ばれるもので、通信機器が同じ順番で並んだ電線でつながっています。この接続方法では従属的な関係にある通信の場合に使われます。

つまり通信を制御する機器とそれを受ける機器のように対等でない接続される場合です。対等な接続を行う場合はクロスケーブルと呼ばれる特殊なケーブルが必要になる場合があります。対等な接続方法は、ピアツーピア接続と呼ばれて、2台の通信機器でデータのやり取りをする際に必要となる通信方法です。この場合、どちらか一方が制御することなく対等な立場で通信が行われます。

立場によって通信の送受信を切り替えることがないので、受信側と送信側の電極をお互い直接繋がるように配線を変える必要があります。そこで使われるlanケーブルがクロスケーブルです。ストレートやクロスは接続を間違うと通信ができなくなるのでしっかりと見極める必要があります。lanケーブルの被覆にクロスと書かれていることが多く、簡単に見分けることが可能です。

コネクタ部分を見ると配線の色が両端で異なることで見分けることもあります。最近ではストレートで繋いでも通信機器側で自動で切り替える判別機能がついたものがあるためクロスケーブルを必要とする機会はほとんどありません。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です