lanケーブルの伝送帯域

どれも同じように見えるlanケーブルですが、性能によって細かな分類があります。その種類はカテゴリーと呼ばれる識別によって確認することが可能です。それぞれのカテゴリーは通信速度と伝送領域によって区別されます。通信速度はビット数でグループ分けされるもので、1ギガビットや100メガビットなどで表示されるためわかりやすく、選択の基準としている人も多くいます。

伝送帯域は、ほとんど気にされることがないスペックですが、通信速度には影響を与えるため、知っておくと便利です。lanケーブルは電気信号を送受信してネットワークに欠かせないものです。毎秒送ることができるデータ信号の量を表したのが信号速度です。それに対して伝送帯域はデータを送る時の周波数のことを言います。

Hz(ヘルツ)で表示されるもので、数が大きければ、それだけ多くの波形が単位時間当たりに流れると言うことです。電気信号は波形で示すことができ、波の数が信号の数にあたります。つまり伝送帯域が大きければ大きいほど単位時間当たりに送ることができる信号の数が増えると言うことです。同じ量の信号を送受信する時に早くすませることができます。

lanケーブルのカテゴリーを比較した時に同じ通信速度だった場合、伝送帯域の大きい方が早く通信を行うことができる能力があることになります。それがカテゴリー6と6a、7と7eを比較した時の違いです。lanケーブルを選択する時には通信速度だけで判断しない方が良いでしょう。配線ダクトの作業のことならこちら

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